今朝メールチェックしてたら遮熱シートセミナーの案内が来てました。
物は違いますが、近くの住宅会社でもよく使われていますし、道路を走っていても見かけます。
また5~6年前にはサンプルをいきなり送ってきたメーカーもありました。
そこで今回は遮熱シートを使うことに意味はあるのか書きたいと思います。

結論から言うと『無断熱住宅(省エネ等級4未満)に使った時のみ省エネ等級4に匹敵する効果がある。』です!

なので省エネ等級4以上の断熱住宅には効果はありません

実験棟を使った観測結果や論文もありますが、理由は次の通りです。

小学校か中学校の理科の授業でも習いますが、熱の伝わり方には「伝導・対流・放射(ふく射)」の3つがあります。

宇都宮市で家を建てるなら磯建設

熱の伝わり方

遮熱シートはそのうちの放射(ふく射)を防ぐ商品です。
ですが、遮熱シートは透湿防水シートの代わり又は一緒に使うので外壁仕上げの内部に使います。

宇都宮市/住宅/磯建設

遮熱シート施工例

そうすると遮熱シートで反射した熱の一部が仕上げ材内部で再度反射し対流となり遮熱シートに少しづつ熱が蓄積され最終的に伝導にて内部に熱が伝わります。

「じゃ、遮熱シート+省エネ等級4の断熱にすれば良いんじゃない」

と考える方もいると思います。

残念なことに遮熱シートの性能と断熱性能は足し算になりません。

しかも普通の透湿防水シートと価格を比べた場合、約2倍から3倍の価格差があります。
なので、普通の透湿防水シートを選んで遮熱シート分のお金で断熱材の性能や厚みを増した方が性能が良くなり費用対効果もUPします。

※外壁通気層の排湿効果が若干UPするそうですが費用対効果が悪いのと、ちゃんと通気層を施工していれば通常の透湿防水シートの性能で十分の性能ですので気する必要はないです。